離婚届

シングルマザーによる離婚講座

離婚を専門に扱う某法務事務所に勤める1児のシングルマザーが、離婚に関する役立つ知識を発信します。

離婚届を提出する際、絶対してはいけない事とポイントをお教えします

離婚届にサインするイメージ画像

お互い離婚することに合意した。

 

その際、離婚届を役所に出しに行くことになりますが、出すタイミングはいつでもいい訳ではありません。( ̄乂 ̄)

 

タイミングを間違えると、あなたは養育費も慰謝料も何も貰えなくなる可能性が高いのです。

 

今回は、その離婚届を出すタイミングについて取り上げると共に、離婚届に関するポイントについても書いていきます。

 

具体的には次の通りです。

 

  • 離婚届の手続概要
  • 離婚届を提出する時の5つの注意点
  • 離婚届の必要書類及び提出期限
  • 一方的な離婚届の提出を避けるために

 

この記事をご覧頂くことで、離婚届の提出するタイミングを間違い、取り返しのつかない失敗を防ぐことができます。┣o(・ω・。)ガード!!

 

それと共に、離婚届を出す際に不備などで、受理されず門前払いになることも防げますよ。

 

是非参考にしてくださいね。

 

 

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離婚の合意が出来てもすぐに離婚届は出さない

離婚を決意したのなら、離婚前に決めておかなければならないことや、確認をしておかなければならないことが山のようにあります。

 

しかし、その前に大前提として、一方の配偶者に「離婚をしたい」と切り出さなければなりません。

 

ですが実際は、離婚を切り出す前に財産分与などの条件面の事を一生懸命に考えている人が多いのです。

 

相手側に「離婚をしたい」と切りだし、「分かった、離婚をしよう」なんて流れは、ほとんどありません。

 

よって、条件面を先に考える前に、一方の配偶者に離婚について「合意」を得る方が先です

 

離婚の条件面について、自身が希望する内容で相手から合意を得ることは、もちろん大変です。

 

しかし離婚自体の合意を得る方がもっと大変だと感じます。

 

次に離婚の「合意」が出来たからといって、すぐに「離婚届」を提出するのは絶対にやっては駄目です。

 

「やっと離婚の合意を得ることができた。とりあえず、こんな相手の籍からは早く抜けたいから離婚届を提出したい。落ち着いたら条件面を話せばいいや。」

 

そのお気持ちは分かりますが、絶対に避けなければなりません。

 

 

 

先に離婚届し、その後に離婚条件を決めるリスク

離婚届を提出して後に条件面の話し合いをしようとしても、相手が素直に応じないことが多々あります。

 

例えば「いま仕事で忙しいから時間がとれない」などの理由をつけて話し合いを拒否する人。

 

連絡が取れるならまだマシで、もっとひどいのが次のようなケースです。

 

離婚後の相手の住所を確認しておらず、連絡先の携帯番号が変わって音信不通になる。

 

そして、勤め先の方に連絡しても取り次いでもらえない・・・

 

まさに途方に暮れるとはこのことです。

 

つまり「離婚届」を先に提出すれば、慰謝料や養育費などの条件を相手側と決めたくても、無視をされる危険があるのです。

 

後から条件面を話しても、誠実に話し合うような人なら、あなたは離婚したいとは思わなかったはずです。

 

しかし、婚姻生活中に相手があなたに対し、不誠実な態度を取り続けたから、あなたは離婚を決意しました。

 

そんな相手だから、「できれば慰謝料なんて払いたくないし、養育費も払いたくない」なんて思っている可能性も多いにあります。

 

そうだとすると、相手はなかなか話合いに応じません。

 

話合いに応じなければ、「離婚調停」を申立てるしかありません。

 

そうなれば、時間がかかり、精神的な負担は相当大きくなります

 

このような理由から、先に離婚届を出し、その後に条件面をに決めるようなことはしてはいけないのです。

 

離婚届は離婚条件を「離婚公正証書」などの書面に残した後に、提出することが大原則です。

 

なお「離婚公正証書」についての詳細は「 離婚協議書を公正証書にすることで効力は絶大となります」をご覧ください。

 

 

 

離婚届のポイントを押さえよう

あなたは離婚条件を離婚公正証書に残しました。

 

次にいよいよ離婚届を提出することになりますが、ここから離婚届に関するポイントを取り上げます。

 

最初に離婚届の手続きの概要について書いていきます。

 

 

離婚届の手続き概要

離婚届とは、「法律上」の婚姻関係を解消するために市区町村の役場に提出する書類のことをいいます。

 

離婚届の用紙は、市区役所・町村役場に備えてあります。

 

離婚届に必要事項を記載し、夫婦が自筆で署名・押印し、成年の証人2名に署名・押印してもらい、この書類を提出します。

 

届出先は、本籍地か夫婦所在地の市区町村役場です。

 

本籍地以外の役場に提出する場合は、戸籍謄本(戸籍全部事項証明書)を添付する必要がありますよ。

 

なお戸籍謄本は、夫婦の戸籍がある「本籍地の役所」でしか取得が出来ません。

 

 

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離婚届を提出するときの5つの注意点

ここでは離婚届を提出にあたり、注意しておくべき4つのことを取り上げます。

 

 

離婚届の署名押印は自身でする

離婚届の署名押印欄は、当然、代署は認められず、自分自身でしなければなりません。

 

夫婦の一方が他方の配偶者の知らぬ間に、勝手に氏名を代署する行為は、刑法上の私文書偽造罪になります。

 

またそのような届出をした場合は、公正証書原本不実記載罪になります。

 

 

除籍する側の戸籍をどうするか決めておく

婚姻で戸籍が変わった側は、婚姻前の戸籍に戻るか、新戸籍を作成するのかを決めます。

 

 

成人二人の証人が必要

協議離婚のときのみ証人が必要となります。

 

親や兄弟、友人など、成人であれば誰でもよく、また、夫側、妻側のどちらでも構いません。

 

証人には、生年月日、住所、本籍地の記入と署名・押印をしてもらう必要があります。

 

 

本籍以外の役所で離婚届を提出する場合

本籍地以外の役場に届出する場合に必要です。

 

なお前述した通り戸籍謄本は、夫婦の戸籍がある「本籍地の役所」でしか取得が出来ません。

 

 

 

離婚届の必要書類及び提出期限を押さえておこう

 

【必要書類】

  • 市区役所・町村役場に備えてある離婚届
  • 印鑑
  • 運転免許証やパスポートなどの本人確認書類

 

 

また、調停や判決離婚などの場合は次の書類が必要です。

 

  • 調停離婚→調停調書の謄本
  • 審判離婚→審判書の謄本と確定証明書
  • 判決離婚→本判決の謄本と確定証明書

 

 

【提出期限】

  • 協議離婚→期限なし
  • 調停離婚→調停が成立した日から10日以内
  • 審判離婚→審判が確定した日から10日以内
  • 判決離婚→判決が確定した日から10日以内

 

協議離婚以外の離婚方法には提出期限があり、提出期間を過ぎると3万円以下の過料に課せられることがあります。

 

 

 

一方的な離婚届の提出を避けるためには

一方的に離婚届を提出される恐れがある方は、勝手な離婚を成立させないように、対策をしておく必要がありますよ。

 

一番確実な方法として、「不受理申出」の手続きを所定の役場に提出することです。

 

相手が勝手に離婚届を提出しても受理されることはありません。

 

なお、不受理申出についての詳細は「もし離婚届を勝手に出されそうなら、不受理申出で対策してください」をご覧ください。

 

 

 

「離婚届を提出する際、絶対してはいけない事とポイントをお教えします」ポイント

離婚届を出すタイミングについて取り上げました。

 

あなたがやってはいけないことはただ一つ、離婚届は全てのことが終わってから提出する。

 

早く相手と離婚したい気持ちはもの凄く分かりますが、このことは徹底して下さいね。

 

また離婚届のポイントについても取り上げました。

 

離婚届を提出に行ったが不備で受付けされなかったという方が稀にいます。

 

今回の記事を参考にして頂き、スムーズに離婚届が受理されるようにして頂ければと思います。
 

 

 

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