妻が出て行った 離婚したくない

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【妻が出て行った】離婚したくない方が別居中にすべきことを徹底解説


妻が出て行った。離婚したくない夫がすべきこと

仕事が終わり、帰宅したら妻が子供を連れて家を出て行ってしまっていた…。

 

妻とは離婚したくない! だけど何をすればいいか分からない。

 

妻が出て行った理由がまったく分からない。

 

電話やLINEをしてもずっと無視されている。

 

妻に出て行かれたが絶対に離婚したくないし、やり直したい! ならば、あなたは今すぐ適切な行動をしなければなりません。そのまま放っていたり、間違った対処をすれば、高い確率で離婚の結末を迎えるでしょう。

 

ここでは妻に出て行かれた夫が離婚危機を回避させ、妻に戻ってもらうために別居中すべきことを取り上げます。この記事を見れば、今ある危機を回避するための適切な行動が分かります。

 

自分の考えだけで動くと、絶対にしてはいけない行動ばかりをとり、離婚を確定させる可能性が高いです。再び妻や子供と一緒に暮らしたいのなら絶対に押さえるべき内容となります。

 

 

 

妻が出て行った理由は何か?

床に座り込んで顔を覆う男性の姿と「妻が出て行った理由」などの文字

 

あなたは妻が出て行った理由を見つける必要があります。妻の気持ちが分からないままでは、妻や子供はあなたの元へは二度と戻らないからです。

 

妻が家を出るという大きな決断するには、相当な覚悟が必要だったし、何らかの理由があったはずです。その理由とは、これまでのあなたの言動に対してです。その言動を改める必要があるのは言うまでもありません。

 

 

明らかな理由がある

妻に不倫がバレた、大喧嘩した、妻に暴力を振るったなど、明らかな原因がある場合は、妻がすぐに戻ってくる可能性があります。感情的になり、勢いで家を飛びだすことがあるからです。怒りのボルテージが下がれば妻は家に戻ります。

 

※ 不倫が原因で離婚危機にある場合の対処法などは「妻に浮気を許してもらうには?適切な行動を解説【償い・反省・誠意】」で取り上げています。

 

数日たっても戻らないなら妻は本気です。夫の不倫や暴力など以外にも原因がある可能性が高いといえます。夫に対するさまざまな不満が積み重なったからこそ、出ていったきりになっているのです。

 

 

理由が分からない

自分には不倫や暴力などの問題行為はないし、家族のために懸命に働いてきたから、なぜ妻が出て行ったか分からない…。こう思っているかもしれません。

 

しかし必ず原因はあります。原因は次のこと他なりません。

 

あなたと妻との間に十分なコミュニケーションがなかったこと。

 

例えば、夫は仕事を優先しお金を稼いできて、家族に不自由な暮らしをさせないのが最も大事だと考えている。一方、妻は夫や家族との時間を大切にしたいと考えている。この差が問題となります。

 

夫が家族のために最善と思っていても、妻にとっては仕事ばかりで、家族との時間を二の次にする夫に不満がたまるのです。お互いの考えが伝わっていないからこそ、妻の心は夫から離れていくばかりです。

 

妻とのコミュニケーションをしっかり取れていれば、この差を埋められていた可能性があったでしょう。

 

 

自分本位で一方的な態度

あなたは、「いや俺は、妻とのコミュニケーションをしっかり取ってきた!」と思っているかもしれません。はたしてそうでしょうか? コミュニケーションを取っているつもりでも、実際は妻に対して次のような接し方をしてませんか。

 

    • 自分の考えを押し通す
    • 妻の意見を否定しがち
    • ときに威圧的になる
    • 自分の時間を優先…など

 

コミュニケーションを取っているつもりでも、自分本位で一方的な態度を取っている可能性は十分あります。なぜなら妻のことを心のどこかで次のように思っているからです。

 

    • 下に見ている
    • 妻のやっていることは楽
    • 家事育児は妻がするもの

 

コミュニケーションがきちんと取れていれば、妻は出て行かなかったはずです。

 

今、妻との離婚危機に陥っているのはすべて自分のせいだと考えましょう。他責思考だと妻との関係修復はできません。

 

 

妻に非がある場合でも

他に好きな男性ができるなど、妻に非があって出て行った場合でも、戻ってきてほしいなら、自分に原因があると考えましょう。

 

コミュニケーションがしっかり取れていれば、妻が不倫に走ることはなかったからです。あなたのこれまでの言動が、妻をずっと苦しめてきたからこその結果といえます。

 

実際に不倫をする人の多くは、自身のパートナーから大切にされていない、冷たい態度を取られています。「自分は認められていない」という空虚感から、それを埋めてくれる男性と不倫する傾向が強いです。

 

≫ 妻と関係修復するための最重要ポイントとは?

 

 

 

出て行った妻に対して絶対にやってはいけないこと

禁止マークのイラストと「夫の顔を見たくないし、話しすらしたくない妻に」などの文字

 

出て行った妻との離婚を回避するうえで、絶対にやってはいけない対処を取り上げます。次の3つの行為です。

 

 

それでは個別に内容を取り上げます。

 

 

別居先に出向き連れ戻そうとする

妻の実家などの別居先に出向き、妻を連れ戻そうとしてはいけません。会おうとすること自体がNGと言えます。

 

妻はあなたが嫌になったから出て行きました。当然、あなたの顔なんて見たくもありません。そんなときに、別居先に押しかけて戻るように説得されても、妻は強く反発し、さらに嫌悪感をもちます。あなたから心がますます離れるのは当然です。

 

 

連絡を入れ続ける

電話やLINEなどでしつこく連絡し続けてはいけません。そもそも妻はあなたと話したくないし、しばらくは距離を置きたいと思っています。

 

そんなときに、あなたからの電話やLINEが何度も入ってくれば、妻は強い不快感をもち、態度をますます頑なにします。ストーカー行為として警察に相談されてしまう恐れも。

 

直接的な電話は控えて、LINEで妻の様子を探るくらいにしておきましょう。

 

 

弁護士に対応を依頼する

妻との離婚回避の対処を弁護士に任せてはいけません。基本的に弁護士は夫婦関係の修復は専門外だからです。もし依頼すれば、次のような無機質で何の意味もない通知が妻に届く可能性が高いです。

 

「特段の事由がない一方的な別居は、民法752条の夫婦の同居義務違反にあたるため、貴殿は夫婦の住まいに戻る必要がある」

 

これを見ても妻の心は1㎜も動きません。

 

そもそも夫婦の問題なのに、自分で解決を試みない夫に絶望するでしょう。

 

妻との離婚回避に弁護士は一切不要です。

 

 

 

妻が出て行ったあと離婚請求されたときの対応

離婚届と封筒のイラストと「離婚を拒否し続ける限り離婚は成立しない」の文字

 

妻が出て行ったあとにLINEや手紙、弁護士などを通じて離婚を請求される場合もあります。想定できる事態とはいえ、強く困惑するでしょう。

 

「別居されて正式に離婚を求められたら、受け入れるしかない!?」 と不安になるかもしれませんが、慌てないでください。離婚したくないなら、拒否すれば大丈夫です。

 

離婚が成立するには夫婦の合意が必要だからです。意思に反する、強制的な離婚の成立は基本ありません。

 

 

強制的に離婚となる場合もある

しかし例外もあります。妻が離婚裁判を起こし離婚判決を得れば強制的に離婚となります。裁判所が離婚判決を出すには、次の5つの事由に該当したときです。

 

    • 不貞行為(不倫)
    • 悪意の遺棄
    • 3年以上の生死不明
    • 回復の見込みがない強度の精神病
    • 婚姻が継続しがたい重大な事由

 

あなた自身に不倫や暴力、生活費を渡さないなどの問題行為があれば、離婚判決が出る可能性はあるでしょう。

 

仮にあなたが、法定離婚事由に当てはまる行為があっても離婚回避は可能です。

 

後ほど「妻の心を取り戻すためにすべき7つのこと」の欄でお伝えします。

 

※ 法定離婚事由の詳細は「離婚裁判で離婚判決を得る為に必要な5つの離婚原因を知っておこう」で取り上げています。

 

 

離婚届不受理申出を行う

あなたの住まいを管轄する役所で【離婚届不受理申出】を行いましょう。出て行った妻が、無断で離婚届を出す恐れもゼロではないからです。

 

離婚届の不受理申出とは、簡単に言えば「役所は離婚届を受けとらないでください」という書類です。この書類を出すのに、理由は要りません。

 

離婚届の不受理申出は、妻から離婚請求されていなくても、行うようにしておきましょう。

 

※ 離婚届不受理申出の詳細は「『離婚届不受理申出』で相手の一方的な離婚届の提出を阻止!」で取り上げています。

 

 

 

妻の心を取り戻すためにすべき7つのこと

「妻と復縁するための大前提」などの文字

 

あなたが妻との離婚危機を回避し、関係修復を望むのであれば、次の行動をすぐに起こしましょう

 

 

それでは個別に内容をお伝えします。

 

 

自分を変えること

人を変えたいのであれば、まずは自分から変わりましょう。人間関係においての鉄則です。

 

自分は変わらないのに妻の心変わりを期待するのは、都合が良すぎます。当然ながら、夫婦関係の修復は難しいと言わざるを得ません。

 

 

プライドを捨てる

「妻が勝手に出て行ったから、俺から戻ってほしいとは言えない」、と謎のプライドを持つ方がいます。そんな姿勢だと妻や子供はあなたの元には二度と戻りません。

 

妻との関係修復を望むのなら、素直になってください。妻と子供と離れたくない、という真摯な気持ちを伝えましょう。男の威厳などは一切いりません。

 

 

妻に対する過去の言動を振り返る

妻との関係を修復するには、妻があなたの何が不満だったのかを把握する必要があります。不満なところが分からなければ改善しようがないからです。

 

妻に対して、これから自分はどうしていくのかを具体的に伝えないと、何も響きません。

 

例えば「俺は君の話をいつも最後まで聞かずに、結論づける悪い癖があった、これからは治すよ」。

 

このように伝えると、妻は夫が変わろうとしていると感じ、離婚を思い留まることにつながります。

 

何が不満だったかを知るには、あなたの妻に対する言動を深く振り返る必要があります。例えば、妻とケンカしたときや、妻が不機嫌になったときのあなたの言動を思い返しましょう。

 

あなたの妻に対する言動を思い返すときは、些細な内容でもすべて紙に書きだす必要があります。

 

目に見えることで、妻があなたの何が不満だったのかを把握しやすくなるからです。

 

 

妻に手紙を送る

妻の態度を軟化させるための方法として、手書きの手紙は非常に有効です。お伝えした通り、基本的に妻はあなたと会いたくないし、顔も見たくありません。そんな妻に電話をしても恐らくでてもらえないでしょう。

 

仮に妻がでたとしても、お互いに感情的になっているので、あなたの気持ちが正しく伝わりません。

 

でも手紙なら感情的にならずに、あなたは妻に気持ちを伝えられるし、妻も冷静に受けとります。

 

LINEやメールは無機質だし、すぐに消去される恐れがあるところ、手書きの手紙は特別感があるので、妻は見る可能性が高いです。

 

もちろん手紙の内容は重要です。内容が不適切だと逆に妻の離婚の意思が固くなります。不適切な内容を書かないためにも、あなたの妻に対する言動を振り返る工程が重要になるのです。

 

手紙は送る最大の目的は、妻にあなたと話し合いのチャンスを作ってもらうことにあります。

 

 

誓約書を書く

妻に対する過去の言動の振り返りが十分できていれば、妻のあなたに対する不満点が分かるはずです。その不満点を改める誓いを書面でしましょう。

 

あなたが不倫していた、妻に暴力を振るった、といった有責行為があるなら、誓約書は絶対に必要です。

 

誓約書に載せる内容は次の通りです。

 

    • 当事者の氏名 (署名押印します)
    • 作成日
    • 事実関係
    • 禁止する行為
    • 約束を破った場合の罰則

 

「事実関係」とは、不倫や暴力などトラブルの原因となったこと。「約束を破った場合の罰則」とは、「再び不倫をした場合は慰謝料を〇〇〇万円支払います」といった内容です。

 

罰則は誓約を妻に信じてもらうためにも必要です。

 

 

生活費を渡す

妻や子供に戻ってきてほしいなら、生活費(婚姻費用)をしっかり渡しましょう。

 

別居中の生活費をしっかり渡すことで、あなたが妻と子供を大切にしていることが妻に伝わります。

 

別居中の妻や子供の生活費を払うのは法律上でも義務です。もし、妻や子供が困窮しているのに生活費を払わないでいると、「悪意の遺棄」という法定離婚事由に当てはまる恐れもあります。

 

 

 

義両親に謝罪する

妻の両親に対して謝罪しましょう。あなたのせいで大事な娘が深く傷つけられたと怒っているからです。

 

もし、あなたが義両親に何ら対処せずにいると、「もう、あんな男とは別れて帰ってきなさい」と離婚を勧めます。両親の後押しで、妻が離婚を決断する例は多くあります。

 

妻との離婚を回避したいのなら、義両親に対してすぐに謝罪し、今後は妻を大事にし、悲しませないと誓うことです。義両親に会ってもらえないのなら、手紙で伝えましょう。

 

あなたの両親からも、妻の両親に謝罪してもらってください。義両親の怒りがより収まりやすくなります。

 

あなたが本当に反省している姿を見てもらうことで、義両親から妻に対し、あなたと話し合うように説得してもらえやすくなります

 

 

 

妻との話し合いで何を伝えるべきか

話し合いをする夫婦の姿と「妻の心を開かせるための基本」などの文字

 

適切な対処をしていれば、妻と話し合いができるチャンスがきます。妻との話し合いは、どんな姿勢で聞き、何を話すべきかが重要です。ここを間違えると、妻との修復は困難になります。

 

妻との話し合いのポイントは次の6つです

 

 

それでは個別に内容をお伝えします。

 

 

一度だけ心からの謝罪をする

妻との話し合いの最初は、頭を下げながら心からの謝罪を一度だけしましょう。あなたの言動で妻は苦しみ続けたのだから当然です。謝罪の言葉はもちろん具体的にしなければなりません。

 

謝罪を何度もするのはNG。一回の謝罪の重さがなくなるからです。

 

何度もしていると妻に「謝ればいいと思ってるでしょ?」「うわべだけ反省している」と思われます。

 

 

妻を否定するのは厳禁

妻を否定する言葉は一切いりません。

 

話を聴いているうちに、否定や反論、説得したくなる衝動にかられます。

 

あなたの経験や価値観から「それは違う」などと思い、妻の話が終わらないうちに、自分の考えを押しつけてしまう。妻は変わらないあなたに見切りをつけるでしょう。

 

 

妻の言葉を傾聴する

妻との話し合いでもっとも重要なのは傾聴の姿勢です。傾聴とは、耳・目・心を傾けて真摯な姿勢で相手の話を聴くことです。

 

傾聴する目的は、妻の気持ちを深く理解するためです。妻の気持ちを理解せずに修復はできません。気持ちが分からなければ、妻の心に寄りそえません。

 

あなたはこれまで妻の声をしっかりと聴かなかったからこそ、窮地に立たされているのです。せっかく妻に与えてくれた話し合いの場。妻の声に耳をすまし、彼女の心の痛みに寄り添いましょう。

 

 

妻の苦しみを理解し共感する

妻の話すことに共感をもって聴きましょう。妻のあなたに対する怒りや不信感などの気持ちを受けとめるためです。

 

なぜ妻は出て行ったのか? その理由やいきさつなどを肯定的な関心をもちましょう。あなたの意見や評価はいりません。

 

あなたは「冗談じゃない。離婚には同意できない!」と思うでしょう。確かに、離婚には同意はできませんが、理解や共感はできるはずです。

 

「傷つけるたびたび言動をしていた自分に対し、怒っているあなた(妻)の気持ちを僕は理解し、真摯に受けとめます」

 

「こんな僕と離婚したくなる気持ちはよく分かります。あなたの立場に立ったら同じ気持ちになると思う。僕は最低な夫です」

 

この姿勢で妻の言葉に耳をすませば、彼女のあなたに対する負の感情も少しずつ浄化されるでしょう。

 

 

妻の言ったとおりに言い返す

妻の言ったとおりに言い返す「オウム返し」をしましょう。自分が話す内容は常に相手に認めてほしい、と誰しもが思うからです。

 

ただし、妻の言うことを一字一句くり返してはいけません。バカにされている気分になり、不快になるからです。次のように言葉を「選別しながら、ときには妻の気持ちを要約などして言い返しましょう。

 

妻:私は本当にショックだったし傷ついた!

あなた:そうだと思う。俺のせいで本当に辛かったね。

妻:胸がいつも張り裂けそうだった!

あなた:胸が痛かったのね。苦しかったね。

妻:不倫は私に対する最大の裏切りよ

あなた:その通り。不倫をした俺はどうしようもない裏切者だよ。

 

妻の言ったとおりに言い返すと、妻は次のことを感じます。

 

    • 夫が傾聴していることの満足感
    • 自分の言葉が認められている安心感
    • もっと気持ちを伝えたい欲求

 

妻に「夫に話をしっかり聴いてもらえている」という安心感などをもってもらうと、妻の緊張感や心の痛みが和らぎます。

 

 

どうすればチャンスをもらえるか聞く

妻とやり直したい、家に戻ってきてほしい、という素直な気持ちになるのは大事です。しかし、それをそのまま伝えるのは避けた方がいいでしょう。なぜなら次のような展開になる恐れがあるからです。

 

あなた:君とやり直したい。家に戻ってきてほしい

妻:無理。もうキツイ。

あなた:なぜ、やり直せないんだ? こんなに反省しているのに!

妻:あなたのそういうところが嫌なの!

 

妻との距離を詰めるのを焦ってはいけません。慎重に関係修復の段階を踏むべきです。ですので、次のようなことを伝えましょう。

 

 

僕にもう一度、君にふさわしい夫になるチャンスはあるかな?

 

いきなり復縁を望むより、徐々に段階を踏んだほうが妻もあなたを受け入れやすいです。まずはチャンスをもらい、あなたが本当に変わった姿を見せることで、妻はあなたを受け入れるでしょう。

 

 

 

円満調停で関係修復できる可能性もある

家庭裁判所の写真と「円満調停をする適切なタイミング」などの文字

 

ここまでお伝えした内容をすべて行ってきたが、それでも妻との関係を修復できない場合があります。この状態だと修復できる可能性は低いと言わざるを得ません。

 

ただし、まったく可能性はないわけではありません。「円満調停」を行えば、修復できる余地はあります。

 

円満調停とは、夫婦の一方が夫婦関係の修復を求める調停です。家庭裁判所で行われ、中立的な立場である調停委員を介して、関係修復に向けた話し合いが行われます。

 

 

調停委員の説得に応じることも

流れを簡単にお伝えすると、最初に調停委員が、夫婦関係が悪化した原因などを夫、妻の両方から聞きとります。そして悪化の原因を解消するにはどうすれば良いのかを、調停委員のアドバイスも踏まえて、夫婦で模索します。

 

調停委員が、夫の妻との関係修復にかける熱意などをくみ取れば、妻に夫婦関係修復を試みるように説得する場合もあります。

 

第三者である調停委員から夫婦修復を勧められたことで、妻が応じたケースはあります。

 

 

円満調停は最終手段

あくまで円満調停を申し立てる段階は、妻との関係修復を何度も試みてきたが妻の態度が変わらない場合です。それなしに最初から円満調停を申し立てても、逆効果になる可能性が大。

 

なぜなら、自分で修復を試みない夫に、妻は絶望するからです。

 

※ 円満調停の申し立て方法などの詳細は、裁判所のホームページをご覧ください。

 

 

まとめ

妻に出て行かれた夫が離婚危機を回避させ、妻に戻ってもらうために別居中すべきことを取り上げました。

 

ここでお伝えした適切な行動ができれば、妻との関係修復できる可能性はあります。そのためにもっとも大事なのはあなた自身が変わることです。

 

自分を変えずして妻の気持ちは変えられません。このことを肝に銘じてください。

 

それでは最後まで見ていただき、ありがとうございました。

 

 

 

妻と関係修復するための最重要ポイントとは?

 

妻から離婚を求められている。または離婚危機にある。このときの対応を間違えれば、夫婦関係の修復はおろか離婚が確定してしまいます。

 

離婚を回避させ、妻との関係を修復するための重大なポイントを取り上げています。

 

 

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