離婚を専門に扱う某法務事務所に勤める1児のシングルマザーが、離婚に関する役立つ知識を発信します。
今このページを見ているあなたは、次のような悩みを持っておられるでしょう。
✓ 夫婦生活が冷え切っていて、このままだと離婚になってしまう…
✓ パートナーから別居したいと求められている
✓ 実際に離婚の話が出ているが、どうにか回避したい
悪化している夫婦関係を何とか修復したい!と 思うも、何をすればいいか分からない…との思いから見ておられるのでしょう。
「夫婦関係を修復させたい」という、その気持ちは本当に正しいと思います。
私は夫の不倫発覚がきっかけで離婚したのですが、今思えば夫が不倫した原因の責任は私にもあったと感じています。当時は子供が小さいこともあり、子供ばかりに手を取られ、夫のことが疎かになっている部分がありました。
でも、あのときは裏切られた思いが強く、夫を追及してばかりでした。それまでの私自身のことは、まったく振り返ろうとしなかったのです。
夫婦関係を修復する方法を探している行為は、決して間違いではありません。
現在私は行政書士の資格を取得し、法律面もカバーできる離婚カウンセラーの開業を目指して日々勉強しています。離婚カウンセラーは、離婚に向けてのアドバイスだけではなく、夫婦関係の修復についても行います。
私が夫婦関係の修復に関する勉強や研修を受けているなかで、修復させるために、特に重要だと思う内容をお伝えします。
冷めきった夫婦関係を変えるには、相手次第だと思いがちですが、そうではありません。
相手の態度は重要でなく、むしろそこにフォーカスを当てると修復は失敗します。
相手の言動が変わることに解決の道筋を探ろうとすると、期待する気持ちが強くなるからです。それに相手が答えてくれないと苛立たしくなったり、「なぜ改めてくれないのだろう」などと責めてしまいます。
どんな人間関係においても言えることですが、こちらが相手にフォーカスして相手を変えるのは難しいです。もちろん夫婦であってもそれは同じといえます。
変えられないものに固執しても夫婦関係は修復するどころか、むしろ悪化させてしまう事態になります。
相手を変えようとするのではなく、まずは自分が変わる。このことが最も大事なのです。
自分は何もせずに、ただ黙ってジッとしていても、相手の心は動きません。別居した夫婦の多くが離婚の結末を迎えているのが物語っています。別居しても相手に与えられる影響はゼロだからです。
まずは自分が変わる必要がありますし、今の状況でこちらができる唯一の行動です。
自分が変われば相手も変えることができます。相手を変えることができれば、自然と夫婦の距離感は縮まり、お互いにギクシャクしていた関係から仲睦まじい夫婦となれます。
そして「あのとき離婚の話が出ていたけど、今こんなに幸せだから本当にしなくて良かったよね!」こんな感じで離婚話が嘘のように消えてなくなるのです。
自分が変われば相手を変えられる理由をお伝えします。
実は、今の離婚の危機にある現実はすべて自分が作り出したものなのです。
これを聞くと「そんなわけがない。夫が全面的に悪い!!」などと思う方もいるでしょう。でも、そうとは言い切れないケースは多くあります。
例えば、夫の不倫で離婚危機になったのなら、不倫をされた原因は多かれ少なかれこちらにもあります。夫側だけが100%悪いというのはありません。
なぜなら、普段から夫に対しての接し方が冷たかった、セックスを求められても断ってばかりだった…など。このように何らかの理由があって不倫をされるのです。
つまり、あなたが相手に対してマイナスと受けとられる数々の言動の蓄積が、今の離婚危機を招いているということ。よって自分自身と向き合い、この現実を作りだした原因を探し、そこを変えることで相手との関係もどんどん変わり始めるのです。
でも多くの方が次のような思いを持つでしょう。
「どうすれば自分を変えることができるの?」
「自分を変えるなんて難しそう・・・」
このように自分を変えるためには何をすべきか? がまったく分からないために行動に移せません。そんな方に向けたマニュアルがあります。
このマニュアルは、夫婦生活カウンセラーである高島歩さんと、言葉の専門家で人間関係アドバイザーの清崎比呂さんとの共著です。二人は夫婦関係や人間関係のトラブルの多数の解決事例をもち、その実績などを様々なメディアで取り上げられています。
このマニュアルは「自分を変える方法」が分かるはもちろん。多様な夫婦関係のトラブルの乗り越え方について書かれています。
現在の自分の状況に当てはめて、【どうすれば仲の良い夫婦に戻れるのか?】【自分の場合は?】が具体的に分かるよう解説されています。
すべて実際に効果抜群だった方法で、すぐに効果のある即効性の高い実践的な方法が多く掲載されているのです。
現状を変えるためには行動することが絶対ですが、このマニュアルを見れば何をすべきかが分かります。実際の行動に移せるので夫婦関係が修復に繋がるのです。
夫婦関係を修復させるための重要ポイントを網羅しているので、これがあれば何十万とかかるカウンセリングなどは不要です。
このマニュアルは発行されてから10年以上経ちます。今でも夫婦関係の修復系のマニュアルの売行きランキングで上位に入るほど、長年にわたり支持されています。
長年にわたり支持されているということは、夫婦仲が修復できたという口コミが多く、効果が高い現れといえるでしょう。
このマニュアルを実践し自分を変えられたなら、夫婦間の溝がドンドン埋まります。つまらないことでも一緒に笑いあえるような仲睦まじい夫婦に戻れます。つまり、一生涯お互いが最高のパートナーでいられるのです。
今の冷え切った夫婦関係を変えるには、自分が変わるほかありません。もし自分を変えられなければ、夫婦の営みどころか会話すらまともにない、仮面夫婦の状態が何年も続きます。
でも、ずっと仮面夫婦を続けるのは無理があるので、結局は離婚する結末になるのです。離婚は結婚するときの7倍大変であるとよく言われますし、実際に私もそう感じています。
離婚するまでに信頼関係を失った二人ですから、養育費や財産分与の話をまとめるのは困難を極めるでしょう。例えば、養育費1つを決めるにしても次のような事態が予想できます。
「養育費の相場は4万円だから払ってもらいます」
「はぁ相場だと? 知った風なことを言うな! 2万円しか払わないよ! そもそもおまえが働いて稼げばいいだろう」
このようなやりとりを何度も何度も重ねなければなりません。正式に離婚できるまでには、多大なる苦痛や時間を費やすことになるのです。
離婚はそのことに責任がない子供へ、もっとも迷惑をかけてしまいます。
両親の離婚は子供にとって大きな心の傷を与えます。心に傷を負った子供は、反抗期の度合いが人より激しかったり、不良に走ったり、登校拒否などを起こす恐れがあるのです。
夫や妻と別れて1人になった方は、そのまま1人寂しい老後生活を送る可能性もあります。年をとり何の楽しみもなくボケていって、死後何日も経ってから発見される孤独死で人生を終える、というケースは後を絶ちません。
離婚は悲惨な一生を送る可能性があります。それを確実に回避するには、とにかく「自分を変えること」にチャレンジすべきです。
離婚したことで経済的な面も含め、息子に迷惑をかけている部分があるので、修復を試みなかったことには後悔があります。だからこの記事をお読みのあなたには、私のような後悔はしてほしくありません。
自分を変えることで、新婚当初のような幸せな日々に戻れます。
紹介しているマニュアルを実践すれば、すべての方が夫婦関係を修復できるわけでは当然ありません。しかし、多くの夫婦が関係を修復できたのも事実。
間違えなく言えるのは、自分を変えようと行動をしない限り、夫婦関係が修復する可能性は限りなく低いということです。
夫婦関係を修復させたいなら、「自分を変える」という行動を今すぐにでも起こす必要があります。時間が経てば経つほど、夫婦の溝は深まっていくばかりだからです。
夫婦の溝が深まれば、いずれ別居する流れとなります。
別居となれば、同居をしているときと比べて、コミュニケーションをとる機会が激減するのは必然です。そうなれば、どれだけ自分を変えたところで相手の心には届かない可能性が高いので、結局は離婚の結末を迎えます。
幸せな夫婦関係を取り戻したいのなら、取り返しのつかない事態となる前に、今すぐでも自分を変える行動をすべきです。
それでは、あなたが仲睦まじい夫婦に戻れますように。
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