養育費 払わない

シングルマザーによる離婚講座

離婚を専門に扱う某法務事務所に勤める1児のシングルマザーが、離婚に関する役立つ知識を発信します。

「養育費は払わない!」と言ってきた場合の対処法をお教えします

養育費の支払いを拒否している父親

離婚時養育費の話し合いをする際、すんなりと決まればいいのですが、揉める場合がほとんどです。

 

金額で揉めるならまだしも、そもそも養育費を払わないと相手が主張しだすこともあります。o(`ω´*)o

 

今回は払わないという相手の主張パターンと、それに対してどう対処すればいいかを取り上げますね。

 

この記事を読んでご覧頂くことで、相手がもっともらしいことを言って養育費を払わないと言ってきても、あなたはそれを論破させることが可能です。($´∀‘p)

 

シングルマザーとなるあなたにとって、養育費はあなたと子供の生活を安定させる為の必要不可欠なものです。

 

相手が払わないと主張してきても負けないで、支払いの合意を取り付けましょう。

 

 

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そもそも養育費って何?

そもそも養育費とは、食費、被服費、教育費、医療費などの子供を育てていく為に必要な全ての費用のことをいいます。

 

養育費と言うと、母親が父親に請求するパターンを、イメージされるかもしれませんね。

 

しかし、父親が子供を引き取り、一緒に生活している場合は、母親が支払うケースありますよ。

 

なお、養育費の基本的なことに関する詳細は「養育費の相場と養育費不払いを防ぐ最善の方法を知っていますか?」をご覧ください。

 

 

 

「子供と離れて暮らすから養育費は払わない」と言ってきた場合

離婚の話合いの際に「そっちが子供を引き取るなら、養育費は払わない」「養育費を払わないってそれでも父親なの?」という言い争いはお決まりパターンです。

 

しかし、親には子供が自立するまで扶養する義務があり、離婚して親権者(監護者)でなくなってしまっても、この扶養義務は変わりません。

 

ですので、離婚後に子供と離れて暮らす側の親でも、子供の扶養義務を果たす為に、養育費支払いの義務があり、当然に分担しなければなりません。

 

 

生活保持義務とは何か?

親には、子供に対しては、「生活保持義務」があります。(民法820条)

 

「生活保持義務」とは、親は未成年の子供に対して、自分の生活水準と同等の生活を保障することを義務付けていることです。

 

ですので「自身に余裕がある範囲で、子供に最低限度の生活をさせればよい」というものでありません。

 

生活保持義務は、例えでよく「一個のパンでも共に分けあって、与えなければならないもの」と言われています。

 

 

 

「借金だらけだから養育費は払えない」と言ってきた場合

たとえ養育費を払う側が経済的に苦しい場合でも、自分の生活費を削ってでも支払わないといけません。

 

親が、失業状態で、多額の借金があり、経済的に余裕が無かったとしてもです。

 

それでは、養育費の支払いを全額免れるためにはどのような状況が必要でしょう。

 

それは誰から見ても、それはかなり厳しいだろうと認められる現状が必要とします。

 

 

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多額の借金がある親からの養育費減額請求の判例

参考になる裁判例があります。(大阪高裁平成16年4月決定)

 

減額請求者である父親は、離婚後は持ち家に住んでいて、一人暮らしていました。

 

しかし、離婚後に仕事を退職し、就職活動をするも見つからず、失業保険の受給中である。

 

また、住宅ローンや離婚解決金などの借金が約1000万円あり、月々10万円の返済金は父親の両親に借りている状況でした。

 

なお、「離婚解決金」とは財産分与、慰謝料などを、まとめたものを指すこと多いです。

 

そこで父親は、生活が困窮しているから、養育費を支払えないと家庭裁判所に陳述しました。

 

家庭裁判所はこれを受け入れて、母親が子供3人分の養育費を一人当たり月額3万円求める申し立てを却下しました。

 

母親はこの決定が不満で、高等裁判所に抗告しました。

 

高等裁判所の判断は、親の子に対する扶養義務は、生活保持義務である。

 

よって、養育費支払い義務者が、多額の借金をしていたとしても、自らの生活が維持できている。

 

そのうえ、借金の返済が出来ている以上は、子供の扶養義務を免れるものではない。

 

多額の負債を抱えていることは、考慮するべき事情の一つである。

 

しかし、その返済をするために、経済的余裕がないからといって、すぐに養育費の支払い義務を免れるものではないとしました。

 

養育費を支払う側とすれば、かなり厳しい裁判例であります。

 

結局、養育費を免れるには、生活保護を受けている、病気になり長い間働けないなどの、どうしようもない状況が必要です。

 

もし、相手が「借金まみれだから養育費が払えない」と主張してきたら、この裁判例を持ち出して話合いをし、養育費を確保しましよう。

 

 

 

養育費支払いの約束は公正証書に残す

あなたが相手を説得し、養育費支払いの合意を取り付けたとしても、それを口約束で終わらせてはいけません。

 

口約束では何も証拠はありませんので、すぐに養育費は不払いとなります。

 

継続的に養育費を受け取る為には必ず書面に残し、証拠を残さなければなりません。

 

養育費を確保する最善の方法は「離婚公正証書」を作成することです。

 

離婚公正証書があれば、いざ相手からの養育費が不払いとなっても「強制執行」で養育費を回収することが可能です。

 

なお、離婚公正証書についての詳細は「 離婚協議書を公正証書にすることで効力は絶大となります」をご覧ください。

 

 

 

「養育費は払わない!と言ってきた場合の対処法をお教えします」まとめ

子供と離れて暮らす側の親には当然に養育費を払う義務があります。

 

ですので「子供と暮らせないから養育費を払わない」という言い分は到底認められません。

 

また、子供を扶養する義務は「生活保持義務」なので、自分の経済力に余裕がないから払えないと言う事情も認められません。

 

養育費の話し合いのときはこれらのことを覚えておいて下さいね。d(^^*)

 

 

 

絶望的だった私の離婚が成功できた理由

あなたは離婚をしたいが、

 

  • 夫が離婚に応じない
  • 夫のモラハラで離婚の話し合いにならない
  • 離婚したいなら親権を諦めろ
  • 離婚するなら養育費などのお金は一切渡さない
  • 弁護士から離婚は無理だと言われた・・・など

 

このような理由で離婚を諦めていませんか?

 

私自身も離婚に関しての争いは難航し、途方に暮れ絶望していました。

 

しかし、ある情報がきっかけで理想的な離婚をすることができました。

 

もし、あなたが離婚のことで悩んでいるなら、このことは解決に繋がるヒントになるかもしれません。

 

詳しくは下のボタンよりご覧ください。(離婚したい女性向けです)

 

 

 

 



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