夫から離婚したいと言われた

シングルマザーによる離婚講座

離婚を専門に扱う某法務事務所に勤める1児のシングルマザーが、離婚に関する役立つ知識を発信します。

夫から離婚したいと突然言われた方へのアドバイス

夫婦仲が悪い、離婚の兆候があった、別居中など、

 

この様な事情が全く、普通に夫との日々を送っていた。

 

ところがある日突然、夫から「離婚してくれ」と言われた。

 

その時ほとんどの方が「どうして?」とパニックになるかと思います。

 

それと同時に「夫の離婚の要求に対してどうしたらいいの?」と悩む方がほとんどでしょう。

 

そこで今回は、突然に夫から離婚したいと言われた場合、あなたはどうすればいいのかを取り上げたいと思います。

 

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夫がこの様な理由で突然離婚要求してきた

夫から何の前触れなく、突然離婚を要求された場合、その離婚したい理由に着目してみましょう。

 

離婚理由として、多いのは次の様なものなのではないでしょうか。

 

  • 性格が合わない
  • もう君を愛せない
  • 疲れたから一人になりたい
  • 妻側の両親や親族と合わない

 

この様にあまり具体的な理由は出てきません。

 

そして次に以下の様な攻撃してきます。

 

「君は僕とでは、人生観や価値観の何もかもが合わないから、君といると窮屈で息詰まる!」

 

「君の両親は、いちいち何かと干渉してくるのが堪られないんだよ」

 

「あの時、君が~だったから、僕は仕方なく諦めたんだ」

 

この様な感じで、あなたの性格や昔のことなどを取り上げては、一方的に悪者にしてくるのです。

 

恋愛中なら「そうですか」と同意することもできますが、結婚し、子供を産み、家庭を持った以上、そう簡単に離婚に納得できません。

 

実は、何の前触れもなく、突然に離婚要求してきた夫の主張する離婚理由は嘘であることが多く、必ず真実の理由があります。

 

 

夫が別れたい真の理由とは?

何の前触れなく、突然に離婚請求してくる夫に対して、あなたは次のように思いを持つかもしれません。

 

「夫は不倫をしているかも・・・」

 

そのカンはおそらく当たっています。

 

突然に離婚請求してくる夫に怪しいと思った妻が、探偵事務所などに調査を依頼した場合、90%以上の確率で夫が不倫していたという統計があります。

 

まり真実の理由とは、不倫相手と一緒になりたいであり、その為に、急に離婚したいと言ってくるのです。

 

この様な統計結果が出ている以上、あなたはまず、夫が不倫していないかを確認するようにしましょう。

 

 

 

不倫の事実確認と証拠を押さえよう

夫の離婚要求に応じるか否かにかかわらず、必ず不倫をしているか否かの事実確認をしましょう。

 

なぜなら、不倫をしていたのなら、夫や、場合によっては夫の不倫相手に対して、慰謝料の請求ができます

 

また、離婚しないとしても、不倫の再発防止のために対策を打つ必要があるので事実確認は必須です。

 

事実確認とはいっても、夫に直接「不倫しているの?」と聞いても当然ながら否定します。

 

ですので、夫に直接聞くのは、ある程度の証拠が揃ってから聞くべきです。

 

その不倫の証拠として決定的なものは、夫とその不倫相手がラブホテルに出入りする写真です。

 

しかし、この様な写真を入手するには個人では困難なので、高額な費用をかけて探偵事務所に依頼しないと難しいでしょう。

 

しかし、そのような費用を捻出するのはなかなか難しいので、まずは身近なところから調べるのです。

 

夫のメールやラインを確認していみると、他の女性との不倫をうかがわせるやり取りが残っている可能性があります。

 

それを押させるのです。

 

その他には、夫の通話記録やクレジットカードの明細なども調べ、不倫に結びつきそうなものはすべて集めましょう。

 

その様な些細な証拠を集める理由としては、

 

それ単体だけでは証拠として弱いが、それらを複数組み合わせることで、不倫があったことを証拠づけることが可能だからです。

 

なお、不倫の証拠の詳細については「その不倫の証拠は不貞行為を認めさすことができますか?」をご覧ください。

 

 

 

離婚に応じる必要はあるのか?

夫が離婚請求してくてきたとき、あなたは応じなければならないのでしょうか?

 

このことについて、裁判になったときに離婚判決が出るかどうかの観点からお伝えしたいと思います。

 

まず夫が不倫をしていて、不倫相手と一緒になりたいという理由による離婚請求は、裁判になった場合でも認められるかどうかです。

 

これに関しては、常識的に考えても到底認められません。

 

ですので、あなたが離婚に応じたくなければ、きっぱり断ればいいのです。

 

夫は色々な御託をならべ、裁判になれば離婚が認められるから応じるように要求するかもしれませんが、所詮はったりですよ。

 

不倫以外の理由での請求

次に夫は不倫しておらず、別の理由で別れたい場合、あなたが離婚に応じる必要があるか否かについてです。

 

裁判で夫があなたに離婚請求して認められる為には、あなたに次の様な事情のいずれかが必要ですよ。

 

  • 不貞行為
  • 悪意の遺棄
  • 3年以上の生死不明
  • 回復の見込みの無い強度の精神病
  • 婚姻を継続しがたい重大な事由

 

これら5つの事情を「法定上の離婚事由」といいます。

 

それでは個別に簡単に説明してきます。

 

「不貞行為」とは、配偶者以外の異性と体の関係を持ったという事情です。

 

「悪意の遺棄」とは、配偶者が、悪気があってわざと同居義務や、協力義務、扶養義務を果たさないことです。

 

「3年以上の生死不明」とは、配偶者の音信不通が3年以上継続しており、生死が不明な状態にある場合です。

 

「回復の見込みの無い強度の精神病」とは、配偶者が重度の精神病を患い、回復の見込みもなく、夫婦の協力義務などが果たせない場合です。

 

「婚姻を継続しがたい重大な事由」とは、夫婦関係が修復不可能なまでに破綻し、離婚はやむをえない状態の場合を指します。

 

以上の様な事情があなたに当てはまらなければ、夫からの離婚請求に応じたくなければ、応じる必要はありません。

 

あなたが、普通に落ち度なく婚姻生活を送ってきたのなら、通常、法定上の離婚事由には当てはまることは、まずありませんよ。

 

繰り返しになりますが「君が拒否しても裁判になったら離婚が認められる」という主張は、離婚に応じさせる為のでまかせです。

 

なお、法定離婚事由についての詳細は「あなたの離婚したい理由は裁判でも通用し、慰謝料もとれますか?」をご覧ください。

 

 

 

離婚を決断したときに考えること

夫の突然の離婚要求をおかしいと思い、調べてみたところ夫の不倫が発覚し、そんな夫とはこちらから願い下げた。

 

または、夫に不倫は無かったが、別れたがっている夫と、私もこれ以上やっていくつもりはない!

 

などの理由で、離婚を決断したとき、あなたは色々なことを考えなければなりません。

 

その中でも以下の2つについては重要です。

 

 

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離婚した場合の子供の影響

精神的に未熟な子供にとって、両親の離婚が与える影響は大きいですよ。

 

両親の離婚がショックで、情緒不安定になり、それにより非行に走ったり、登校拒否する子もいます。

 

ですので、あなたや夫の気持ちだけではなく、子供の将来の為にどうしたらいいか、よく考える必要がありますよ。

 

それでも離婚を選ぶのであれば、子供へのフォローは十分に心がけましょう。

 

 

離婚後の生活設計を考える

もしあなたが、今まで専業主婦やパートであったのであれば、離婚後の生活設計を考えることは非常に大事です。

 

離婚後は家賃がいくら位のところに住み、どの様な職に就き生計を立てていくのかを計画しましょう。

 

夫からの養育費や慰謝料があるから大丈夫だと考えているかもしれません。

 

しかし、養育費の相場は月4万円程度ですし、慰謝料も多くても300万円で大体は200万円程度です。

 

慰謝料を一括払いしてもらえば、しばらくは生活できますが、その後は到底安心して暮らせる金額ではありません。

 

離婚してから路頭に迷わない為にも、離婚後の生活設計は真剣に考える必要があります。

 

なお、離婚を決断したときに考えることの詳細は「離婚したいと思ったなら、失敗しない為に知っておくべき10のこと」をご覧ください。

 

 

 

離婚を拒否するなら

たとえ夫が不倫をしていたとしても、離婚による子供への影響を考えたり、あなたが夫に愛情があるなどを考慮した結果、離婚を拒否することがあります。

 

この場合、あなたは夫婦間の修復を目指すことになります。

 

それを含め、離婚をしないという判断をしたのなら、以下のことを行う必要があります。

 

 

別居は絶対にしないこと

「夫にこれ以上嫌われたなくない」

 

この様に思ったあなたは、もしかすると別居することで、夫が離婚することを考え直し、思いとどまってくれるかもしれないと思い、別居をしようと考えているかもしれません。

 

または夫から「しばらくは別居したい」と言われ応じようと思っているかもしれません。

 

しかし、多くの夫婦は一度別居してしまえば、その後に事態が良い方向に好転するというケースはごく稀です。

 

夫婦の仲を修復するには、お互いのコミュニケーションが必須ですので、別居してしまえば、そのチャンスが激減してしまいます。

 

ですので、自ら別居を受け入れることは絶対に避けましょう。

 

 

離婚届の不受理申出をすること

あなたが夫の離婚要求に応じない場合、夫が勝手に離婚届を書いて提出する恐れがあります。

 

もし役所が、その様な離婚届を受理してしまえば、非常に面倒なことになります。

 

離婚届が受理されてしまえば、戸籍に離婚した旨が記載され、法律上の夫婦でなくなります。

 

それを訂正するには、裁判所の手続きをすることが必要であり、多大なる手間や時間が必要であり、費用もかかります

 

この様な事態にならない為、一方的な離婚成立をさせないように、事前に防止策を講じておきましょう。

 

その防止対策とは、役所に「離婚届の不受理申出」をすることです

 

離婚届の不受理申出とは、簡単に言うと、離婚届の提出があっても受理しないで下さいというお願いの書類です。

 

この書類を受理してもらうのに、特別な理由は必要ありません。

 

なお、離婚届の不受理申出の詳細については「もし離婚届を勝手に出されそうなら、不受理申出で対策してください」をご覧ください。

 

 

自分自身を見つめなおそう

離婚をせずに夫婦間の修復を目指すのなら、あなた自身を見つめ直すことです。

 

夫の離婚したい理由が「不倫相手と一緒になりたい」だったとしても、最初から夫は「不倫をしたい」とは思わなかったはずです。

 

夫が不倫したのには、必ず原因があるはずです。

 

不倫をする夫は、何かを埋める為や、または欠落している部分を補うかのように不倫をするところがあります。

 

例えば、家庭の居心地が悪く、仕事で疲れている心身を癒すことが出来ない場所となっている。

 

そこで、それを補おうとして、不倫相手のもとに行ってしまうこともよくあります。

 

夫と不倫相手を別れさすことに成功しても、夫が不倫に走った原因を見つけ出し、そこを改善しなければ、夫の不倫は再発する可能性は高いのです。

 

このことは、夫が不倫相手と一緒に暮らしたいという理由以外で、離婚したい場合も同様です。

 

なぜ配偶者が離婚をしたいのかの原因を探り、その原因の責任はあなた自身にあるのではないかを考えましょう。

 

夫婦のどちらかが100%正しいなんてことはなく、間違っている部分も多少なりともあるはずです。

 

この離婚危機を機に、まずはあなた自身を見つめ直すことが、夫婦修復への第一歩となります。

 

そして、自分自身を正しく見つめ直す為には、離婚カウンセラーなどの夫婦間の専門家に相談することが一番です。

 

とは言え、あなたの近くに信頼できる離婚カウンセラーがいるとは限りませんし、継続的な相談となると多額の費用も必要です。

 

そこでお勧めなのが、夫婦関係の修復に実績があるカウンセラーが作成した、夫婦関係修復マニュアルを参考にしてみることです。

 

その中でもお勧めのマニュアルがあります。

 

その詳細等については「これが、夫婦関係を修復させる方法となります」をご覧ください。

 

 

 

「夫から離婚したいと突然言われた方へのアドバイス」まとめ

今回は、突然に夫から離婚したいと言われた場合の対応法などについて主に取り上げました。

 

夫から急な離婚請求に戸惑っている方が、どう行動すればいいのかの指針の一つになったのなら幸いです。

 

最後までご覧頂き、ありがとうございました。



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